本家・今晩屋(その3)
今回は、みゆきさんの突然のアドリブに吹き出した千晶さんが台詞を間違えるハプニングや、曲のアレンジが過去2回と微妙に違うところがありましたが、基本は同じ。
席も前回の11列目以上に近い4列目と言う超プラチナシートだったお陰で、精神的にも、環境的にも、今までで最高のコンディションで観る事が出来ました。
よく、役に徹底的になりきってしまう役者さんを「憑依系」と言いますが、今回、観る側でも憑依がありえるんだと思えるほど舞台の上の世界に入り込んでいたと思います。
台詞こそ有りませんが、自分がその世界の一部になったような感覚とでも言いましょうか。
今まで数え切れないほど舞台演劇を観て来ましたが、この感覚は初めてではないかと。
まあ、前回の元祖・今晩屋も含めると5回目ですから、自分の中にその世界が定着しても不思議ではないんですが。
本家・今晩屋はまだ千秋楽まで何回かありますが、私が観るのは今回が最後。
正直、チケット代は痛かったですが、それ以上の感動は十分あったと思います。
それより、今回程の完成度の作品を出しちゃうと、次はどーなるのか?恐ろしいっすね~(^^;
by hiro-kousaka
| 2009-12-15 00:52
| 舞台演劇