ペガサスの黙示録
これはTVシリーズのギャラクティカのスピンオフドラマで、本編シーズン2にて登場した空母ペガサスが第二次サイロン戦争をナゼ生き残ったかを描いています。
ギャラクティカを地上波やDVDでご覧の方はご存じですが、母星の滅亡から民間船数十隻を率いて脱出した退役寸前の旧型艦ギャラクティカが、船団内で民主主義を実践しながら地球を目指しているのに対して
最新鋭艦ペガサスはギャラクティカとは対照的に徹底した軍事独裁国家を実践しています。
「戦時下の不安と恐怖の中、人が生きるために最も大切なのは、狂気か、理性か…」をテーマに描かれたこの作品、ハッキリ言って「暗いΣ(゚д゚lll)」。
そりゃもー、民間人は虐殺して物資は奪うは、命令に従わない副艦長はその場で射殺するは、捕虜の人型サイロンはボコボコにするは・・・観ていても引いてしまう様なシーンが盛りだくさん ((((lll´Д`)
でも、決してペガサスを率いてきたケイン提督を否定する事も肯定する事も無く、大人の感性でメッセージは十分表現しているのではないかと思います。
ここら辺は日本の粗製乱造なスピンオフドラマから比べると流石はショービズ大国アメリカ(でも警部補 矢部謙三は好き)
欠点は、本編の最低でもシーズン2まで観ないと、これだけ観ても何が何だか分からない点でしょうか?
今度の火曜深夜に地上波で本編ペガサス3部作と呼ばれる内の2話目が放送されますので、気になる方はぜひご覧下さいませ(こっちも結構エグイ)
by hiro-kousaka
| 2010-04-24 20:41
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